2022/07/08 発行
今回のKOPレターでは、丸山が5月16日から26日にかけて行ったブラジルの海外出張レポートをお送りいたします。
今回の出張先はブラジル、ミナスジェライス州の南部スルデミナス地方です。スルデミナスはブラジルの中でも高品質のコーヒーがたくさん取れる伝統的な産地ですが、その中にあ るカルモデミナスとサントアントニオ・ド・アンパロの二つの地域を訪れました。丸山珈琲が 20 年以上の付き合いをしている生産者がいる地域になります。
日本と正反対の気候であるブラジルは、5 月といえば秋頃の気候となるのが通例ですが、 今回は寒波の影響で非常に寒く、霜害の可能性が危ぶまれるような状況にありました。幸いなことに大規模な霜害は起きず、実際に農園でもコーヒーの木に若干の霜は降りたものの、生産に影響を及ぼすほどのものではありませんでした。これがもし大規模な 霜害になっていたならばコーヒー価格が更に高騰することは間違いなかったため、そのようなことにならずホッと一息といったところでしょうか。